英語の音読がうまくできない?音読による英語の練習方法とは?


語学学習には音読は必須です!音読というと、何となく教室で学生がするものという感じかもしれませんが、社会人の方も、ぜひ、ご自宅で音読をやってみてください。
 
また、文字を声に出して読むことは長期記憶に結びつくことが研究で示されています。
 
 
英語学習に音読を取り入れることは、語彙やフレーズの暗記以外にも、語順の感覚が身に付く発音・リズム・イントネーションが良くなるリスニング力がアップする等の効果が期待できます。
 
私は生徒さんにレッスン以外でも音読をするように勧めていますが、「うまくできない」、「自分の下手な発音が定着してしまいそうで心配」、「ただ声に出して読むだけで効果があるとは思えない」、「同じものを何度も読むのは飽きる」などの声があります。
 
今回は、英語の音読の方法や、効果を上げるためのコツ、教材の選び方などをご紹介します。
 

 

英語の音読3ステップ

1.黙読

ほとんど内容が分からないものをやみくもに音読しても効果は期待できません。音読の前に、まずは黙読をして内容を確認しましょう。

知らない単語や熟語は意味を調べます。対訳があれば読んでおくのもよいでしょう。完璧でなくてもいいので、黙読の段階で、英文の7~8割の内容を理解しておきます。

 

2.リピーティング

自己流の発音で音読をすることで、今の発音が定着しそうで心配という方もおられるのですが、音声なしで声に出して読むことだけが音読ではありません。英語の音声を聞いて、声に出して真似することも音読です。リピーティングの他にも、オーバーラッピング、シャドーイング等の音読方法もあります。レベルや好みなど、自分に合った方法を取り入れてみてください。

それぞれの方法についてはこちらをご覧ください。


シャドーイングを始める前にやっておきたい4ステップ

英語の耳と口を作る!シャドーイングの方法

 

発音やイントネーションに自信がないうちは、ぜひ、音声付きの教材を使ってください。しっかり口を動かして、発音やイントネーションを真似しましょう。

 

3.音声無しの音読

最初はゆっくり、意味を取りながら音読してみましょう。思うようにできなくても、続けていくうちに口が慣れてきます。自然な速度で話せるように、スピードを上げていきましょう。

英語を読み慣れていない方は、スラッシュリーディングをするといいでしょう。意味のかたまりごとにスラッシュ(/)という斜め線の記号を入れておき、区切って音読をします。英語の語順で意味が理解できるようになる練習になります。また、自然な位置で間を置くことで、聞いている相手も理解しやすい話し方が身に付きます。

For breakfast / I usually have toast, / yogurt,  / and some furits.

 

 

単熟語、フレーズなどを暗記したい場合、Read & Look Upをやってみましょう。英文を見て音読した後、今度は何も見ずに声に出して言ってみます。声に出さなくてもできますが、音読することで、口を動かす「運動記憶」と、声を聞く「音の記憶」の連動で、記憶が定着しやすくなります。

 

音読の効果を上げるためのコツ

リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング、音声なし、どの方法にも共通です。

 

1.イメージしながら音読

まるで自分の言葉であるかのように「なりきり」で音読をしましょう!自分が話しているような感覚で練習を積むことで、実際の会話でもスムーズに言葉が出てくるようになります。ジェスチャーや表情も付けるとさらに効果的です!記憶にも残り易いので、効率よく学習できますよ。

日本語に訳しながらではなく、英語のまま理解しながら音読しましょう。黙読の際に内容を確認しておくことで、英語のまま意味を取りながら読み進めていけるはずです。

 

2.発音やイントネーションを意識しながら音読

日本語の発音のままで英文を読まず、強勢を置いて、抑揚を付けて、英語らしく読むように意識してください。

ネイティブの発音とは違うなと思っても、気にせずに、できるだけ近づけようという気持ちで音読しましょう。大事なのは、ネイティブと「全く」同じ発音になることではなく、「通じる」英語を身に付けることです。

 

3.繰り返し練習し、継続する

語彙やフレーズ、発音などを落とし込んでいくには、繰り返し口に出すことが重要です。Thank you. のような、よく使う英語は「えーっと・・・」と考えなくてもすっと口から出てくると思います。繰り返し音読することで、スラスラ使える表現や、聞いて理解できる表現を増やしていくことができます。

1日10分程でもいいので、できれば毎日、音読をする習慣を付けましょう。

英会話も、筋トレや楽器と同じで、効果を実感するには、毎日少しずつでもいいので、継続することが大切です。

 

音読教材の選び方

音読する教材は、自分の興味や目的、レベルに合ったものを選びましょう。音読練習に特化したものでなくてもよいと思います。

同じ英文を繰り返し練習することは大事ですが、飽きたら無理をせずに変えましょう。いろんな英文に接することで語彙力や表現力がアップするというメリットがあります。

 

 

音読に特化した教材だと、最初は「ゼロからスタート 正しい音読学習」が良いと思います。音読の方法が詳しく説明してあります。


 


少し慣れてきたら、定番の「音読パッケージ」シリーズを使うといいかもしれません。


 
 

イギリス英語を身につけたい方は、音読に特化した教材ではありませんが「『ドラマ仕立て』イギリス英語のリスニング ー 楽しく学ぶ!ロンドン暮らし12か月のストーリー」は、物語を追いながら日常会話を練習できます。飽きずに続けやすい内容ですよ。

 

 

 

まとめ

外国人と英語で会話をする際、慣れないうちは、話すことに精一杯で、細かい発音や抑揚にまで気を付ける余裕がない方が多いと思います。
 
音読だと、「速く何か言わなきゃ」「相手を楽しませなきゃ」「そもそも通じるかな・・・」のようなプレッシャーなしで、リラックスして発話できます。
 
日頃から口慣らしをしておくと、実際の英会話でも少しずつ、きれいな発音で話せるようになります。
 
どれくらいの期間で効果を実感できるかは、人それぞれです。まずはやってみて、続けてみましょう!

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